季節は冬、クリスマスシーズンです。
東京ディズニーシー、リストランテ・ディ・カナレットにやってきました。
本日はディナータイム。
カナレットに来るためにディズニーシーに来ていると言っても過言ではないくらい、毎回カナレットに来てしまってます。
そういえばランドにはずーっと行ってないな。
ランドにカナレットないもんな。
今回は
- 初の屋内席はアクリル板との戦い
- 20周年スペシャルコースを無駄に詳しく
- メインに真鯛のアクアパッツァを選びし者
といった内容でお届けします。
★リストランテ・ディ・カナレットの基本情報、テラス情報、定番メニューはこちら
★秋の20周年スペシャルセット、おすすめのスプマンテ、カナレットさんについてはこちら
目次
リストランテ・ディ・カナレットの屋内席とアクリル板
季節は冬。
しかも夜。
テラスも捨てがたいのですが、この日は屋内を希望しました。
さすがに屋内が人気でしたね。
ちなみにこの日は予約なしのスタンバイ列も形成されていました。
どのくらい待つのか、スタンバイできるのは日によったり時間帯によったりするのかはわかりませんし、予約すべきなことに違いはないものの、必ずしも事前予約がないと利用できないということでもないようです。
カナレットさんビューシートに着席。
屋内の席はアクリル板が設置されています。
(テラス席にはありません)
面会。
リストランテ・ディ・カナレットおすすめのスプマンテで乾杯
ボトルの写真を撮ってなかったので前回の写真で失礼します。
カナレットおすすめのスプマンテことモスカートペタロです。
花の蜜のような独特の甘さのスプマンテ。
かなり甘口です。
モスカートペタロの詳細はこちら
連れのお気に入りにつき、今回もボトルにお付き合いします。
アクリルの向こうにボトルを置かれて初めて気が付く。
そういや、これ、どうやって注ぐ?
私ならこうやって注ぐがね!
ボトルは穴を通れないので、グラスを渡して注いでもらいます。
このための穴だったか。
フォーク等も、テーブルにつきひとつの籠で用意されているので、コースの新しいお皿が来るたびに例の窓口から受け渡しをする必要があります。
乾杯。
あー、なんか、火が水に恋をしたみたいでいいかもしれない
夕暮れから夜にかわっていく、そんな時間帯。
勝手にエモさを感じていたそのとき、
キャストさん「ランプ置くやで」
!!!!!!!!
嗚呼、我々の、唯一の希望…
この世には神も仏もいないのか
しっかりオチをつけてくるんじゃあないよ。
これには笑いました。
さて、食事です。
東京ディズニーシー20周年スペシャルコース
これはディズニーシーの20周年を記念したシーズナルテイストセレクションのメニューを注文すると貰えるリーフレット。
(前回は何故か貰えなかったけど貰える事実を知らなかったので何故かは謎。たぶん終了間際で在庫が尽きてたんだと思うけど)
第2弾となる2021年11月1日~12月25日のテーマは「チーズ」。
メニューは、前菜・パスタ・デザートのスペシャルセット(3200円)と、メインディッシュとコーヒー紅茶を加えたスペシャルコース(4900円)があります。
今回はコースを頂きます。
アンティパスト・ミスト
冷製合鴨肉のオレンジマスタードソース、サーモントラウトとタコ、ナポリサラミとモッツァレラ
単品1220円
前菜の盛り合わせです。
様々な食材をクリスマスリースに見立てて盛りつけた華やかな一皿。
見た目も味も最高でした。
サーモンとかタコとか好きなものモリモリでうれしい。
どうせ冷たい前菜出すんだから、冷えたコロッケとか出してないでいつもこういうのでお願いしたい。
海鮮好きなのでそっちに喜んでましたが、意外と一番気に入ったのはこの合鴨。
マスタードソースとの相性抜群でとってもおいしかったです。
ヴェスヴィオ モンテマーレ(海老とキノコ)
単品1720円
パスタです。
「ヴェスヴィオ」というのはパスタの種類。
その名の通りイタリアのヴェスヴィオ火山をイメージしたショートパスタです。
マカロニからフリルが生えてるみたいな形。
あまり火山っぽくないですね。
私の知るヴェスヴィオはもっと山っぽいというか、魔法使いの帽子みたいな、ディズニーランド10周年のロゴみたいな、渦巻いた形をしていたと思うんですが、ヴェスヴィオ内にも派閥があるんですかね。
ヴェスヴィオ パスタで調べると帽子型の方がよく出てくると思う。
それはいいとして、ヴェスヴィオ火山というのはディズニーシーと非常に縁が深い山。
何しろ、ディズニーシーのプロメテウス火山のモデルになった火山です。
これはプロメテウス火山。
港町の向こうに火山が見える、という風景は、まるでヴェスヴィオ火山が見えるナポリのよう。
(※メディテレーニアンハーバーの港町のモデルはナポリではなくポルトフィーノと言われています)
20周年記念メニューらしく、ディズニーシーと深い関りを持つワードが出てくるのは非常にタイム・トゥ・シャイン!な気持ちになりますね。
わくわくー!(熊)
そしてモンテマーレというのは直訳すれば「山海」
山の幸と海の幸が両方入ったソースのことを指しています。
大きくてブリンブリンの海老、魚介の旨味いっぱいのソースと、中にはきのこがたっぷり!
残ったソース、パンに付けて食べたら旨かろうな、なんて言ってて気が付いたんですけど、コースにパンつかないんですね。
パスタはアラカルトのパスタに変更可能です。
メイン料理、運命の選択
こちらのコース、メインは肉と魚から選べるようになっています。
しかし、コースの説明はこうだ。
イタリア産のプロヴォローネチーズを、メイン料理の牛サーロインのタリアータとともにお楽しみいただけるコースです。
https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/restaurant/food/408/
「イタリア産のプロヴォローネチーズを、メイン料理の牛サーロインのタリアータとともにお楽しみいただけるコース」を頼んでいるのに、「イタリア産のプロヴォローネチーズと牛サーロインのタリアータ」を食べない選択肢があるのだろうか。
魚料理は何らかの理由で牛肉を食べられない方のために、便宜上用意されたものに過ぎないのではないか。
堀井雄二だって「普通はみんなビアンカを選ぶと思っていた」(フローラはやり込み要素くらいのつもりだった)と言っていた。
ドラゴンクエスト5のストーリーの流れとして自然なのは、やはり幼馴染みでパッケージにも描かれているビアンカとの結婚しか考えられない。私はいつだってビアンカと結婚した。
なのでこの流れに身を任せるのなら、コースに込められた物語を汲み取るのであれば、ここは肉を選ぶべきだ。
だけど私は魚が食べたい。
アクアパッツァならなおさらだ。
予約をしてからの1か月間、昼夜を問わず悩み続け、当日の昼まで悩んでいましたが、結局真鯛のアクアパッツァを選びました。
フローラにはアンディがいるけど、アクアパッツァにはアンディがいないかもしれないし…
真鯛のアクアパッツァ
アクアパッツァとは、魚、貝、トマト、オリーブとかを煮込んだシンプルな料理です。
ちなみにアクアパッツァというのは「狂った水」という意味である。クレイジーウォーター。
ヴェスヴィオ火山からのナポリ料理、流れとしては悪くないですね。
結果、正解しました!
見ただけで分かりません?この魚介の旨味。
真鯛とアサリの出汁はもちろんのこと、トマトの甘みやお野菜の出汁、オリーブオイル、オリーブの実、ケッパーの風味、全てが一体となった超おいしいスープじゃん!クレイジーウォーター!
真鯛はしっかり厚みがあり、ふわふわ。
かぶやズッキーニも埋まってました。
あー、牛タリアータを選んだ全てのゲストに味あわせてあげたい(余計なお世話)
これにパスタ入れてパスタ料理のところで出してくれればいいのに、と思いました。
牛サーロインのタリアータとプロヴォローネのキャラメリゼ、ルッコラソースとトマトソース
こちらが真のメイン。
何せ名前の長さが違う。
真鯛のアクアパッツァももう少し説明して。せめてアサリのことくらい言ってくれてもいいじゃん。
こっちもおいしそうでした。
どっちも正解!
※メインディッシュの単品販売はありません。
パネットーネとリコッタクリーム、チョコレートアイスクリーム添え
単品1200円
デザートです。
パンみたいなのが「パネットーネ」。
ミラノの伝統的なクリスマスのお菓子。
ドライフルーツが入ったケーキとパンのちょうど中間みたいなお菓子です。
石板みたいなやつはメレンゲでした。
まわりをクリスマスカラーのソースが彩ります。
東京ディズニーリゾートお得意のスポイトの中身はラムシロップ。
お好みでかけます。
あんまりラムの風味は感じられないけど、シロップでしっとりとしたパネットーネもまたおいしい。
チョコレートアイスにかけてもよし。
コースにはコーヒー・紅茶がつきます。
私はホットの紅茶にしました。
デザート、パン的なものが乗っているのもあってボリューミーに見えますが、パネットーネは軽い食感だし、全体的にさっぱりとしていて、コースのあとでもペロリといただけました。
おいしかった!
あれやこれやがまだまだ続く現状だと、寒くてもテラスの方がおすすめかもしれません。
寒いのレベルにもよると思うけど。
メニューは間違いなくおすすめです!
このメニューは2021年12月25日まで。
12月26日〜3月30日のシーズナルテイストセレクションズは「各国の伝統料理」と「ミニーマウスをイメージしたデザート」
カナレットでは「まるでヴェネツィアにいるような気分を味わえるスペシャルセット」が提供されます(コースはないみたいです)
【公式】リストランテ・ディ・カナレット | シーズナルテイストセレクションズ | 東京ディズニーリゾート
またあったかくなったら来よう。