屋根の色が空の色と同じことでお馴染みのディズニーランドホテルにやって来ました。
本日お伺いするレストラン
エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌと言えば
そう
カンナです。
トータリーなお品書き
- 東京ディズニーランドホテル:CANNA(カンナ)
- カンナのスタイリッシュアニバーサリープラン
- スタイリッシュアニバーサリープラン完全版へ
- 燻製したオニオンムースと自家製コンビーフ グジェールスタイル
- 帆立貝と蕗の薹のマリネ 柚子ヴィネグレット オレンジワインとカカオのアクセント
- イトヨリ鯛のポワレとムール貝 春菊とコリアンダーシードのスープ
- 和酒カクテル
- 塩麹でマリネしたやまゆりポークのロースト 独活とカシューナッツのオイスター炒め
- お口直しのソルベ(苺)
- デザートメドレー
- オリジナルフォトフレーム
東京ディズニーランドホテル:CANNA(カンナ)
また来てしまいました、エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌ カンナに。
どんなレストランかというのは前回言ったような言わないようななので割愛します。
一言で何料理と表すのは難しいのですが、「フレンチのフォーマットで創作和食を味わう」のがカンナなのかなと思います。
カンナの花をイメージした照明が印象的。
開放的でありながらも落ち着いた空間です。
こちらで、スタイリッシュアニバーサリープランを利用します。
カンナのスタイリッシュアニバーサリープラン
名前のとおり、スタイリッシュに大切な記念日をお祝いするセットプランです。
(詳細や予約方法は公式サイトをご覧ください)
お値段は大人2名分で
ランチ 24,000円
ディナー 36,000円
(追加料金で3名以上での利用も可能)
プラン内容
- ランチコース「プレシャスカンナ」またはディナーコース「スタイリッシュカンナ」2名様分
- シャンパーニュ オリジナルエッチング ハーフボトル1本
- オリジナルフォトフレーム1部
コースの内容は利用時の季節のコースとほぼ同じで、デザートがアニバーサリープランのものに変更になります。
アニバーサリープランの利用は2度目ですが、前回利用時は酒類の提供が行われておらず、シャンパンで乾杯することができませんでした(ボトルをお持ち帰り)
カクテルのメニューも頼めず消化不良感があったので、今回はそのリベンジでもあります。
利用はランチです。
スタイリッシュアニバーサリープラン完全版へ
席にご案内いただくと、すでにテーブルには何やら普通とは違うセットがされています。
お祝いプレート
これこれ~!
このプレート、前回なかったんですよね~
過去利用された方のレポを見ていると必ずこのお祝いメッセージ付きのお皿が出てきていたのですが、前回は出てこなかったので廃止されたのかと思ってました。
主役が一人じゃないと出てこないのか、はたまた感染対策的な何らかのあれだったのか。
東京ディズニーリゾートで開催中の「トータリー・ミニーマウス」の絵柄。
ミニー、赤が似合うな。
当然お皿に印刷されているわけではなく、お皿とガラス板の間に印刷物が挟まれている状態ですね。
このお皿はすぐに下げられてしまうのですが、後ほどまた登場します。
シャンパーニュ POMMERY Bruit Royal
そしてこちら、オリジナルエッチングハーフボトルのシャンパーニュ。
フランス産、ポメリーのブリュットロワイヤルというやつです。
こうしてボトルを開けていただく喜びもひとしお。
辛口ですが爽やかな果実の甘みもあって、すっきり飲みやすいです。
ほぼ”トータリー・ミニーマウス”プレシャスカンナのお品書き
- 燻製したオニオンムースと自家製コンビーフ グジェールスタイル
- 帆立貝と蕗の薹のマリネ 柚子ヴィネグレット オレンジワインとカカオのアクセント
- イトヨリ鯛のポワレとムール貝 春菊とコリアンダーシードのスープ
- 塩麹でマリネしたやまゆりポークのロースト 独活とカシューナッツのオイスター炒め
- 黒米のご飯
- デザートメドレー
- コーヒー または 紅茶
メニューは2022年2月1日~3月30日まで提供のランチコース「”トータリー・ミニーマウス”プレシャスカンナ」(6500円)とほぼ一緒です。
【公式】“トータリー・ミニーマウス”プレシャスカンナ | 東京ディズニーランドホテル|東京ディズニーリゾート
デザートは特別仕様になっているので、ミニーちゃんのデザートは出てこないので注意。
さて、お料理が始まります。
燻製したオニオンムースと自家製コンビーフ グジェールスタイル
前菜の前の、アミューズです。
一口サイズのハンバーガーみたいなものが来ました。
目の前に置かれるやいなや、オニオンが香ります。
グジェールはチーズを混ぜ込んだシュー皮のこと。
チーズの風味、塩気もしっかり感じられ、香ばしくておいしい。
帆立貝と蕗の薹のマリネ 柚子ヴィネグレット オレンジワインとカカオのアクセント
お待ちかねの前菜です。
心躍る鮮やかさ!
春とミニーをギュッと詰め込んだような一皿ですね。
オレンジワインの泡の下には帆立貝のマリネと、何の草か分からないけどいろんな種類の草やら花やらが乗っかってます。
右側は3種類くらいのソースの水玉とお野菜類。
アスパラ史上最も薄くされたアスパラとして後世に名を遺すかもしれないアスパラ製の枠を捲ると、帆立貝の下にはキヌアのサラダが敷かれていました。
ホタテは勿論、柚子ドレッシングをまとったキヌアのプチプチがとってもおいしい。
黒っぽいものは蕗の佃煮みたいなものかと思ったらココアクッキーでした。
これがカカオのアクセントか。
ミニーちゃん類はゼリーです。
この前菜、おいしいでは足りないくらいおいしかったです。
緑のお野菜たちが、いい意味でめちゃ青い。青くさい。
まるで春の芽吹き。
萌え出たばかりの緑をおもいっきり吸い込んでいるような、それこそ「春の息吹」が前菜の形をして出てきているような。
その緑とホタテとキヌア、オレンジや柚子の風味をまとめて頬張ると「春が来た!」って感じがする。
本当においしい。8個食べたい。
カンナには「繊細な季節の変化」を表現する奇才がいるんだろう。
季節と言っても、春とか、初春とかじゃなくて、
雪の隙間から蕗の薹が顔を覗かせているのを見つけた日だとか、
まだ厚手のコートを脱ぐことは出来ない、いつもと同じ寒い朝、同じ道だけど、よく見たら梅の木の蕾が膨らんでいた、みたいな、
その時期、その日にしか感じられないような、しかも気にしなければ気が付かないような、そんな繊細な季節の移り変わりを感じてしまう。
そんなことはさておいても、とにかくおいしかったです。
これだけでもまた食べたい。
イトヨリ鯛のポワレとムール貝 春菊とコリアンダーシードのスープ
お魚料理です。
またもや春を全開に感じられそうな一皿が運ばれてきました。
目の前に置かれた瞬間、鰹だしのいい香りが鼻をくすぐります。
この写真見て気が付いたんだけど、器上部の緑のライン、皿の柄じゃないですね。
これが春菊のソースだったっぽい。
器の柄だと思って無視してたんじゃないだろうか。
食べたかなあ?どうだったかなぁ…
春の訪れを告げるように咲く揚げ花が可愛い。
こちらも春菊やパクチーなど様々な草花が乗ってます。
鯛のポワレは皮目がパリパリ。
その下にはムール貝とほくほくのお芋が隠れてました。
鯛やお出汁のやさしさと香り強めの野菜がいいコントラスト。
いろんな味の溶けだしたスープは、最後の一滴まで残さず飲みたいくらいおいしい。
春菊のソースは、すまん。
和酒カクテル
お肉料理の前に飲み物をおかわりします。
和酒カクテル 1700円
和酒 金柑リキュール、ジン、レモンジュース、トニックウォーター、タイム、金柑
提供期間:2022年2月1日~3月30日
基本はジントニックだけど、味が「まあるい」感じがあります。
ジントニックってどっちかっていうと「鋭い」味じゃないですか?
金柑のおかげかほんのり丸みのあるお味。
まろやかな甘みもありますが柑橘の苦みや爽やかさもあり、お料理に合わせても甘すぎない、ほどよい塩梅のカクテルです。
塩麹でマリネしたやまゆりポークのロースト 独活とカシューナッツのオイスター炒め
お肉料理は豚肉です。
ウドや菜の花、タラの芽?など、ここにも春がいっぱい。
ポークはしっとりやわらか。
中身は完全に和食っぽいのに、ソースは赤ワインを強く感じるフレンチらしいソースなのが面白い。
「これがカンナです」という味がする。
黒米のご飯
そんな一皿にはこの黒米が合うね。
お口直しのソルベ(苺)
お口直しのシャーベットはこの季節らしく苺でした。
やっぱり甘い。
お口直しのその先へ行ってしまう。
お茶でお口直ししたい。
デザートメドレー
さあ、デザートメドレーの開幕です。
このタイミングで記念写真を撮っていただきます。
こういう強制イベントが発生しない限り写真を撮らない人間なので、毎回どんな顔をしたらいいか分からない。
そして立派なフレームに微妙な写真が納まる。
繰り返される悲劇。
そんなことは忘れてメドレー出場選手を紹介していきましょう。
「ショートケーキ・オペラ・ジュレ・クレームブリュレ、フルーツ盛り合わせ」という基本形態は変わらず、季節によってケーキやフルーツの種類が変わるみたいですね。
ショートケーキはイチゴ。
フルーツの盛り合わせにもイチゴ。柑橘、メロン。
何らかの柑橘系のジュレ
オペラはホワイトチョコレートとラズベリーっぽい何か
クレームブリュレは安定の味。
酸味が強いものが多かったので前回の方が好みではありましたが、ひとつひとつが丁寧でおいしいです。
参考:2021年初夏のメドレー
コーヒー または 紅茶
飲み物はダージリンを頼みましたがまた写真を撮ってなかった。
コーヒーまたは紅茶と言いつつも二択と言うわけではなく、カフェオレやアイスやホットややたら名前の長いお茶やら、何種類も選択肢があります。
やたらと名前の長いグリーンティーやハーブティーも気になるけど、デザートと共にいただくとなるとシンプルに紅茶を選んでしまうな。
オリジナルフォトフレーム
最後にフォトフレームを頂きました。
前回、いかにもカンナらしい赤いフォトフレームと、渋くてお洒落な茶色いフレーム、どちらかを選べたんですが、初回はカンナらしい方でしょ!って赤を選んだら、今回は選択肢なく赤が運ばれてきました…
茶色はもう存在してないんですかね。
それとも欠品中?
スタイリッシュアニバーサリープラン完全版ーそして伝説へーの予定だったけど、またひとつ心残りが生まれてしまったのかもしれない。
最初に出てきたお祝いプレートの中身はこの中に収まってました。
スタイリッシュアニバーサリープランは以上となります。
素敵な誕生日をありがとうございます。
今回のカンナも狂おしいほどおいしかったです。
ほんと、季節の魔術師みたいな人、いるよね。
これでは季節ごとに訪れたくなってしまう。
ココットごはんも食べてみたいし、4月からのアルティメットプリンセスメニューがアルティメットすぎてちょっと引くくらい凄いのでそれも気になる…
今回ご紹介した”トータリー・ミニーマウス”メニューと和酒カクテルは2022年3月30日まで!
興奮気味の初カンナの様子はこちら
ではまた!