ディズニーランドに来ました。
今日は例のパンを買います。
本日は
- クイニーアマン(ベーコン入り)がブラボー過ぎる
- クイニーアマン(ベーコン入り)の販売時間
- クイニーアマン(ベーコン入り)の品薄商法
の3本立てみたいな感じです。
- ワールドバザール:スウィートハート・カフェ
- クイニーアマン(ベーコン入り)
- 2月のある朝、クイニーアマン(ベーコン入り)を求めて
- クイニーアマン(ベーコン入り)を買うには
- クイニーアマン(ベーコン入り)はうますぎ無罪
ワールドバザール:スウィートハート・カフェ
お馴染みのパン屋に来ましたが、目的はハンバーグデニッシュじゃないです。
2023年1月10日~4月9日のあいだスウィートハートカフェに並ぶという、話題のあのパン。
クイニーアマン(ベーコン入り)とオレンジ&プラリネデニッシュです。
今日は特に、クイニーアマンについて紹介します。
クイニーアマン(ベーコン入り)
450円(税込) 販売期間:~2023年4月9日
クイニーアマンに入ってるんですよ。
ベーコンが。
衝撃じゃないですか?
絶対に食べなければならない戦いがここにあると思いました。
クイニーアマンとは
菓子パンのような扱いでパン屋さんに売ってたり売ってなかったりするんで、お馴染みといえばお馴染みでしょうか。
定番といえば定番だし、有名といえば有名だけど、知らない人はいないというほどでもない。
ライブの集客はあるけどお茶の間の知名度はないバンドくらいのパン、それがクイニーアマンです(多分違う)
コンビニでも見かけます
一般的に「クイニーアマン」と言ったら、バターたっぷりのデニッシュのような生地の表面が砂糖でキャラメリゼされてるシンプルなやつですね。
もともとはフランス・ブルターニュ地方の伝統菓子だそうです。
その中にベーコンを入れてしまったというのだから、想像しただけで既にあまじょっぱくておいしい…
クイニーアマンとベーコンが出逢った結果
こちらがスウィートハートカフェのベーコン入りのクイニーアマン。
表面はキャラメリゼされていて、見た目はクイニーアマンです。
口元に持ってきたら、バターの香りがすごい!
ちょい見えベーコン
そして齧ると、表面の砂糖がカリっとして、パンがサクッとして、続いてベーコンの燻した香りが流れ込んでくる。
ベーコンは想像よりも分厚く、しっかり存在感を主張してくるんですが、パンの甘みやバターも負けてはいません。
ただあまじょっぱいからおいしい、というだけのものではない。
パンの甘みとベーコンの塩気が出会い、混ざり合ったら、口の中はブラヴィッシーモのクライマックスくらいの最高潮に!
スウェプタウェ~~~~~~~イ♪
(真ん中で割るのは難しそうだし手がベトベトになって大変そうだけどベーコンを見せたかったのでパンの端っこを少しちぎるという半端なことしました。ちぎった手はベトベトでした)
ブラヴィッシーモって本当に素晴らしいんですけど、それくらい素晴らしいです。
最高という名の奇跡。
私が長友なら「ブラボー!」って言います。
そこはミッキーとなってブラッヴィッシーモと言ってほしい。
これはちょっと、おいしすぎますね。
また食べたいし、みなさんもランドに行くときはぜひ召し上がってくださいね。
と言いたいところだけど、このクイニーアマンはただディズニーランドに来れば食べられるというものではない。
2月のある朝、クイニーアマン(ベーコン入り)を求めて
このパンはまず数量限定です。
売り切れ次第終了です。
その終了時間は日によってまちまちですが、クイニーアマンを必ず買うという強い意志を持ってインしないと買えないレベルであることは間違いありません。
魔法のものがたりに乗るか、クイニーアマンを食べるか。
そういう世界です。
確実ではないですが傾向を簡単にまとめると
- 9時前後に1回目の販売がある
- そのあと準備が出来次第2回目の販売がある
- 2回とも20分くらいで売り切れる
- 3回目以降はない
- お1人様1個まで
こんな感じになってます。
もちろん日によって違いますし、今後販売方法が変更になる可能性はあります。
参考までに、私がクイニーアマンを買った日のことを記録しておきます。
9:00 舞浜駅
開園時間を目指して舞浜に来ることなど滅多にないのですが、今日は頑張って早く来ました。
といっても、開園時刻の朝9時に舞浜着はちっとも早くない。
パークはとっくに開園していますし、春キャンも盛り上がり始めた2月中旬、保安検査は長蛇の列です。
富士山の写真を撮ってる場合ではない。
9:15 クイニーアマン売り切れ
列でSNSをのぞいてみると、すでにクイニーアマンの品切れ情報が!
10時くらいで買えたという話を目にしていたからそこまで気合入れずに来てしまったんだけど、開園待ちするくらいじゃないといけなかったのか?
え、もう帰る?
と一瞬思いましたが、2回目の焼き上がりがあるらしい。
まだ希望はある。
9:30 販売列へ
スウィートハートカフェに到着したのは9:30頃。
キャストの方が、9:45頃からクイニーアマンの販売を再開すること、その販売分が完売したらこの日の販売は終了であることを案内していました。
正面から左に向かってクイニーアマン用の列を形成してます。(この時間はクイニーアマンを待たない人は並ばずに店内に入れます)
列はテラス席沿いに角を曲がり、トイステーション方面に伸びています。
19がスウィートハートカフェ、8がトイステーション
なので入口からスウィートハートカフェに向かうとき、お城の方からではなく、ワールドバザールの十字路を右方向(トゥモローランド方面)に向かった方が早い。
私が並んだ時点ではスウィートハートカフェのテラス席を少し過ぎたあたり。
右を向くとプラズマレイズダイナー横の自販機がちょうどあるあたりですね。
そのあとも続々と列が伸びていきます。
9:45 販売再開
9:45、販売が再開し、列が進みました。
9:53、店内へ!
そういえば一時期紙製になっていたトレイがプラスチックに戻ってました。
そして、
これがクイニーアマン(ベーコン入り)…!
感動の対面もつかの間、もうひとつの限定品「オレンジ&プラリネデニッシュ」も買いたいのですが、となりの棚がからっぽに見える…?
ここじゃないのかな?と一瞬通り過ぎそうになったけど、のぞき込んだら奥に一個だけあった!!!
無事に2個ともゲット。
嬉しい。
久しぶりに嬉しい。
10:07 クイニーアマン販売終了
コーヒーも買って、テラスが空いてないと思って持ち歩きの箱に入れてもらいましたが、ちょうど空いたテラスに座れました。
日当たりの良すぎるテラスで写真撮ったりなんやかんやしていると、並んでいるゲストにクイニーアマン本日分終了のお知らせが告げられました。
10:07。
私の行った日はこれで終了でした。
オレンジ&プラリネデニッシュの販売状況
ちなみに、もう一個の限定パン「オレンジ&プラリネデニッシュ」については、販売状況がよく分かりません。
クイニーアマンは販売のために列を作ったり、キャストが販売終了や再販についてアナウンスしたりしてますが、こっちのデニッシュについては現場でも特に何も言ってませんでした。
Twitterでもこれについてはあまり発信されてないので、いつ売り切れるのか謎。
私が買ったときラスト1個でしたが、クイニーアマンより先に完売はないと思うので追加はあったんでしょう。
そのへんよく分かりません。
昼過ぎにのぞいたときには2種のパンはどちらも売ってませんでした。
あまり騒がれてないけど、タイミング悪いと買えない可能性もあるなと思いました。
クイニーアマン(ベーコン入り)を買うには
最初の販売は要開園待ち
一応パーク開園9時、スウィートハートカフェのオープンも9時ですが、どっちもそれよりも早く開きます。
だいたい8:30くらいの日が多いですかね。
クイニーアマンはお店のオープンと同時に買えるというわけではなく、準備が出来次第並ぶみたいです。
それが朝9時だったり、それよりも早い日もあるようですが、何しろ最初の販売でゲットするにはパークの開園待ちをするくらいじゃないと難しそうです。
2度目の販売は日による
2度目の販売は私のようなゆとりでも買うことができましたが、結構危なかったと思います。
私が並んだのが9:30頃、販売再開が9:45、入店しクイニーアマンをトレイに取ったのが9:55頃。
単純に考えると9:40くらいまでに並んでた人は買えてそうで、それ以降だとあやしい雰囲気ですかね。
ただ、この2度目の販売は日によって時間が結構違うぽいので、もっと遅い時間に行って買える日もあるみたいです。
売り切れは確かに早いですが、現状は開園時間に間に合うように来て買えないということはなさそう。
パーク9時開園の日に8:30にラインカットしたりしてた牛ほほ肉のシチューデニッシュに比べたらだいぶましですね。
ただ、これから3月にかけてパークはどんどん混雑していきます。
より入園にも時間がかかるでしょうし、あまり私のゆとりっぷりを参考にしない方がいいかもしれません。
あと一人で2個買いたい場合は必ず1回目の販売に間に合う必要があります。
私も2個食べたかった。
おいしかった。
クイニーアマン(ベーコン入り)はうますぎ無罪
しかしまあ、食べるまでは「酷い品薄商法」とイライラしていましたが、食べたら簡単にクイニーアマンの軍門に下ってしまいました。
さっき言った「牛ほほ肉のシチューデニッシュ」が連日話題を作ってるときも「もっと焼けや」って言ってましたけど、私は分かってなかった。
牛ほほに関してはその時期ランドにも行ってないし、他人事として眺めてただけですけど、まあ異常でしたよね。
焼きたてのあったかいものだけを販売するみたいな、個数を出せない事情があるのかと思いきや、売ってるのは冷たいパンだっていうじゃないですか。
いや、焼けやと。
作り置けと。
な~にそんなに少しだけ作って、すぐ売り切れて、本日分終了~じゃないよと。
ふざけた商売してるなあと思っていました。
ふざけてるし、あったかいハンターズパイの方がおいしいだろ。
ハンターズパイは1日中提供できるのにそれをしないの、明らかな品薄商法だろと。
ラ・タベルヌ・ド・ガストンのハンターズパイとホットワインの必勝パターン
牛ほほは他人事でしたが、クイニーアマン(ベーコン入り)は絶対に食べたいやつ。
まさかこれも「牛ほほ化」してしまうのか?
でもスウィートハートカフェはパン屋である。
しかも牛ほほ提供の間だけオープンしていたマジカルマーケットとは話が違う。
パークのオープンからクローズまでやっているし、その間パンを絶やさず売るお店だろう。
それならそうはならないか。
という期待は、販売が開始されるとすぐにマーメイドラグーンの泡と消えました。
明らかな品薄商法、許すまじ!
そして言いました。
「もっと焼けよ」と。
明らかな品薄商法である。
年パスもないというのに、ただひとつのパンのために7000円だか8000円だかのチケットを買ってしまう、そんな生き物の習性を利用したあくどい商売だ。
牛ほほで味を占め、閑散期の集客にも利用できると踏んだのだろう。
販売期間を短く区切り、買えなかったけどまた半年後に来たら食べよう!を不可能にしているところが最高に憎たらしい。
価格が普通にいつでも買えるハンバーグデニッシュ(500円)よりも安い(450円)のも、これが実質8000円のパンだからだ。
憎たらしい。
と、露骨な品薄商法に怒りをあらわにしていたのは、これを食べるまでの話。
クイニーアマン(ベーコン入り)はおいしすぎた
クイニーアマン(ベーコン入り)はおいしすぎた。
スウィートハートカフェに普段から置かれるようなパンじゃない。
採算度外視とまではいかないだろうけど、「限定品」として、「客寄せアイテム」として、間違いなく効果を発揮するようにバフがかかってる。
こういう設定でない限り、このパンはスウィートハートカフェに並ばないだろう。
8000円払って買いに来るパンだからこそ、個数が絞られているからこそ、このクオリティになってる。
きっと牛ほほもそうだったんだろう。
こういうやり方に賛成はしたくない。
しかしこうでなければこのパンは生まれなかったのかもしれない。
これを食べることはなかったのかもしれない。
その謎のジレンマが生まれ、結果的にはこのパンを食べられたことに感謝していた。
うますぎたことによる無罪判決である。
まあ全然見当外れなこと言ってるかもしれないし、どちらにしろ敗北といえばそうなんだけど、それを認めたくなるくらいおいしくて幸せになりました。
また売ってください。
よろしくお願いします。
▼クイニーアマン販売期間(~4/9)のおすすめメニュー(ほぼ液体)