東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル、ホテルオークラ東京ベイに宿泊しました。
今回は宿泊したお部屋「スーペリアルーム」について。
▼ホテルオークラ東京ベイの基本情報、アクセス、館内施設、周辺情報などはこちら
▼この記事で分かりそうなこと
- ホテルオークラ東京ベイのスーペリアルームが広い
- ホテルオークラ東京ベイの異常な浴室
- ホテルオークラ東京ベイの客室の種類、選び方
私は楽天トラベルで予約、2023年2月平日、2名1室・朝食付きで25979円(税込)でした。
- ホテルオークラ東京ベイ:スーペリアルーム
- スーペリアルーム ルームツアー
- ホテルオークラ東京ベイ スーペリアルームの景観
- ホテルオークラ東京ベイのバスルームが前代未聞
- スーペリアルームのおすすめポイント
※価格は変動します ※サービス内容等は変更がある場合があります
ホテルオークラ東京ベイ:スーペリアルーム
ホテルオークラ東京ベイの客室は大きく分けると4タイプ、細かく分けると11タイプあります。
簡潔に説明すると、
- スタンダード(3タイプ)
名前の通り、スタンダードな部屋
https://www.okuratokyobay.net/room/index.html
- スイート(4タイプ)
スイートといっても何十万とかするわけじゃない
スタンダードよりもワンランク上
https://www.okuratokyobay.net/room/index.html
- 和室(2タイプ)
和室です
https://www.okuratokyobay.net/room/index.html
- 特別室(2タイプ)
いわゆる世に言う「スイートルーム」ってかんじのやつ
文字通り金額の桁が違う
https://www.okuratokyobay.net/room/index.html
こんな感じです。
公式サイトではそれぞれの部屋の間取りまで見ることが出来るので、詳しくはそちらを参照してください。
今回は一番安い「スタンダード」の中でも一番安い、「スーペリアルーム」に宿泊しました。
「一番普通の安い部屋」なのでここを選ぶ方が多いとは思うのですが、他の部屋と比較してもホテルオークラ東京ベイに泊まるなら「スーペリアルーム」がおすすめだと思っています!
今回宿泊したスーペリアルームの説明と、スーペリアルームに宿泊すべき理由をねちねち書いていきます。
スーペリアルーム ルームツアー
スーペリアルームは2階~5階にあります。
今日のお部屋は3階。
部屋に入ると右手にバスルーム、左手にミニバー、その奥にクローゼット。
44平米の広々ルーム
お部屋は広々44平米。
スタンダードルームでこの面積はかなり珍しい部類だと思います。
(写真がなかったので別の部屋の写真)
テレビが壁掛けだからというのもありますが、ベッドから壁までの空間が非常に広く感じます。
大きいスーツケースなどがあっても窮屈に感じることはないでしょう。
ダイニングテーブルがあるのもスタンダードルームではかなり珍しい。
ホテルの味を是非お部屋で、という意図のようです。
さらに窓際にはソファセットも。
ダイニングスペースもリビングスペースも設けられるのはさすがの広さ。
二人だと持て余すくらい余裕がある空間です。
ちなみにこの配置は「スーペリアルーム・Aタイプ」の部屋。
Bタイプだとこの部分がベッド並みの大きいソファになってました。
Bタイプの客室(Cタイプはベッドが1台増えてトリプルベッドになります)
ホテルのご案内はこちらから。
横幅122㎝の広々ベッド
ベッドも広々。
横幅122㎝のベッドが2台くっついてます。
ベッドガードも用意されているので、お子様との添い寝も安心。
ベッド両サイドに2つずつコンセントあり。
電話、時計。
反対側にあるのは有線。
チャンネルは「J05」がおすすめ。
ミニバー
廊下のミニバー。
このグレードの部屋なのにマグカップじゃなくて「カップ&ソーサー」なのが上品ですね。
無料のミネラルウォーター。
コーヒーと煎茶がありました。
扉の中には冷蔵庫。
冷蔵庫の中はからっぽでした。
オークラ東京ベイ、設備面が充実していない話は前回だいぶしましたが、製氷機もありません。
氷が欲しい場合はルームサービスで届けてもらうようになっています。
(お食事のルームサービスは現在休止中ですが、氷は頼めます)
寝巻
寝巻はワンピースタイプです。
ズボン必須民は持参しましょう。
クローゼット。
ベッドガードや靴乾燥機もここにあります。
ホテルオークラ東京ベイ スーペリアルームの景観
今回の部屋の位置ですが、
この正面玄関の屋根の上でした。
こちらの部屋はベランダ付き。
すべての部屋にベランダがあるわけではないのでお得感。
正面に見えるのはベイサイドステーションと、その向こうに建設中のファンタジースプリングスホテル、という向きです。
かつては「パークビュー」とか「パーク側」と言えたんでしょうが(今も言ってるかもしれませんが)、新ホテルによりディズニーランドは影も形も一切見えなくなりました。
右を向くと巨大なシェラトングランデ東京ベイ
左を向くと木々に隠れてトイストーリーホテル、その向こうにはヒルトン東京ベイ。
そして右に向かってグランドニッコー、東京ベイ舞浜ホテル、ファーストリゾートと、すべてのオフィシャルホテルが視界に入ってます。
夜はロータリーや並木道のライトアップが綺麗。
パークそのものは見えませんが、リゾートラインやファンタジースプリングスホテルでディズニーリゾート内にいる感覚は味わえます。
部屋にいなかったので分かりませんが、花火も見えるのではないでしょうか。
ホテルオークラ東京ベイの景観事情
ホテルオークラ東京ベイは、中央の中庭を囲むコの字型のホテル。
部屋から見えるものは
- 中庭
- 海
- 駅(ファンタジースプリングスホテル)
- シェラトン
- トイストーリーホテル
の5方向があると思います。
今回の駅側3階。
10階とか11階くらいだったら、ファンタジースプリングスホテルの向こうにかろうじてディズニーランドが見えるかもしれません。
中庭側だと全くディズニーリゾートは感じられませんが、オークラ東京ベイの良さを存分に感じられるのでまた違った良さがあります。
高層階ならイルカ越しに海も見えます(この写真は低層階ですがすこーし見えてます)。
夜も綺麗。
ディズニーとか全部抜きにしたら、海側が一番景色はいいですかね。
夜は真っ暗だけど。
あとトイストーリーホテルが出来て部屋によっては気になる。
ホテルオークラ東京ベイのバスルームが前代未聞
ホテルオークラ東京ベイ、客室の最大の見どころ、特徴といったらバスルームでしょう。
大理石の浴室が凄い
高級感あふれるガラス張りシャワーブース付きの大理石の浴室は、一番安いスーペリアルームでも標準装備です。
そしてとんでもなく広い。
うちの寝室より広い。
なんならここで二人くらい寝れる。
一番安い部屋でも、スイートなどの部屋でも、このお風呂の面積や機能にはほとんど違いがありません。
この部屋のグレードを考えたら、ある意味異常なくらい豪華に感じます。
そんなに面積があるんだったら、トイレを個室にしたり、洗い場付きの浴室にする方が喜ばれるかもしれません。
しかし、この大理石風呂はオークラ東京ベイの個性として愛していきたい部分です。
客室リニューアルをしてもここは変えてないのだから、きっと先方もそう思っているのでしょう。
シャワーブースから浴槽まで移動するのに、床が滑りやすい大理石っていうのは最悪の相性ですけどね。
結局床にシートを敷きまくり、慎重に歩かねばならないあたり、全然スマートじゃない。
子供や年寄りは危ないし。
私も危なっかしいし。
そういう面もありつつも、居心地のいい素敵なバスルームです。
これは使い勝手とかじゃないんですよねえ、いわばロマン。
バスロマン。
1分で溜まる浴槽が凄い
さて、そんな危なっかしさだけが特徴ではありません。
浴槽にもまた大きな特徴があります。
ゆったりたっぷりの大きな浴槽、お湯が1分で溜まります。
謎のオーバースペック。
1分で溜まるのはすごいけど、溢れさすリスクも高いので、フロントでも言われますし注意書きもたくさんされています。
結局危なっかしい。
でもこの大きな浴槽に浸かれば、心も体も休まるはずです。
泡風呂の準備も万端。
アメニティも充実
洗面台も広々。
アメニティも豊富です。
ヘアターバンも助かるし、フェイスパックまであります。
細かいとこで言うと、このヘアブラシがアメニティにしてはいい。
基礎洗顔系もボトルで置いてあるので、いろいろ好みはありましょうが、一つくらい忘れても慌てる必要がない。
何でもいいっていう人は何も持ってこなくてもいい。
ドライヤーは壁に備え付けの見るからに古いやつもありますが、新しそうなものも別に置いてありました。ありがたい。
浴室有線でリゾート気分
地味だけど素敵なポイントが、さきほど紹介した有線です。
浴室にもスピーカーがついていて、お風呂に浸かりながら音楽を楽しめます。
別に有線使わなくたって自分のスマホから好きな音楽流しますけど~って思われるかもしれませんが、スピーカーから流れることに価値がある。
ディズニーリゾートって基本BGMがあるじゃないですか。
スピーカーから流すとここが「BGMがある空間」になって、ディズニー感というか非日常感のようなものが味わえるような気がするからやってみてほしい。
そんな感じで、少々変わってるし、便利なばかりではないけど、非日常の豪華さを味わえるのがこのバスルームであり、スーペリアルームであり、オークラ東京ベイだと思います。
スーペリアルームのおすすめポイント
スーペリアルームについてはお分かりいただけたでしょうか。
一番安いスーペリアルームが広くて豪華でいいって言うんなら、その上のグレードに泊まったらもっといいんじゃない?と思われるかもしれません。
それも間違いではないのですが、ホテルオークラ東京ベイではスーペリアルームを強くおすすめするのには理由があります。
(2023年5月現在の話になります)
1.全室リニューアル済み
ホテルオークラ東京ベイが開業したのは1988年。
昭和63年です。
はっきり言ってもう「古い」ホテルです。
でもスーペリアルームは2017年に全室改装済み。
お部屋には全く古さを感じません。
リニューアルされていないお部屋は(部屋によるところもあるとは思いますが)正直かなりボロいです。
一度間違えて「デラックスジュニアスイートルーム」に宿泊してしまったことがあるのですが、なかなかでした。
広くて目の前に海が広がってて、雰囲気は最高。
しかしよく見るとソファはボロボロ、ベッドはカチカチ、床はなんかガムテープみたいなの貼って補強されてる箇所があったり…(写真撮っとけばよかった。そんときは悲しくて目を逸らしてしまった)
枕元にコンセントがないのも不自由でした。
順次リニューアルが確定しているので、多少のボロや不自由はそのまんまなんでしょうね。
なぜわざわざ高い金払って惨めな気持ちにならないといけないのかと、非常に悲しい思いをしました。
浴室ガラス張りの謎仕様もテンション上がったんですけどね(ブラインドついてます。そのブラインドも汚かったけど)
部屋が新しいかどうかは、部屋ランクや値段とは関係がありません。
高い金払ってボロ泊まるより、安価なスーペリアルームの方が私はよかったです。
ただ、間取りや景色などが非常に良かったのは事実。
「ジュニアスイートルーム」ならリニューアル済みなので、もっといい部屋に泊まりたいという方はそちらを選びましょう!
私も次回はリニューアル済みのジュニアスイートに宿泊したいと思ってます。
2.部屋が広い
先述の通り、スーペリアルームの部屋はノーマルルームとしては異例なほどの広さ。
ホテルオークラ東京ベイの「スタンダード」タイプの中に
スーペリアルーム
デラックスルーム
エグゼクティブルーム
とさらに3タイプの部屋があります。
スーペリアが一番安く、エグゼクティブが一番高いわけですが、部屋の間取りはすべて同じです(公式サイトの間取り図参照)。
何が変わるかというと、値段が高い方が高層階になることと、アメニティの差くらいです。
「スタンダード」の中ならそこまで値段差があるわけではないので、じゃあデラックスやエグゼクティブにしようという方もいるかもしれません。
何なら無料アップグレードを提案されるかもしれません。
ここで先程の問題が発生します。
デラックスとエグゼクティブは2023年5月現在客室リニューアルは完了していません。
あとは分かるな。
8~9階のどこかの部屋は改修されたらしいけど、リニューアル情報が見当たらず詳細不明
3.高い部屋の特典薄め
一応オークラでも上位4タイプの部屋に宿泊すると様々なサービスが受けられます。
ウェルカムドリンク、冷蔵庫の中のもの無料、パジャマが良くなる、とか。
それはいいけど部屋がボロ(の可能性あり)。
リニューアル済みのジュニアスイートはラグジュアリーサービスはありません。
ヒルトンとかシェラトンとかグランドニッコーとかだと、オークラでいうところのジュニアスイートクラスに宿泊したらラウンジ利用などの特典があるんですよね。
専用ラウンジでのチェックインアウト、専用ラウンジでの朝食、お酒や軽食も食べ飲み放題、大浴場やフィットネスが無料など。
ホテルオークラにはそもそもそういった施設がないので、当然そういう特典もありません。
そうすると部屋を選ぶ基準がほとんど「部屋の差」だけになってきます。
広い部屋がいいとか、綺麗な部屋がいいとか、景観とか、いろいろ選ぶ基準はあるとは思いますが、
価格は一番安く、44㎡とじゅうぶんに広く、リニューアル済みで綺麗な「スーペリアルーム」がやっぱ最強って思います。
(高層階がいいという理由をのぞけば)
客室リニューアルされたらまた評価が変わると思うので「現時点」の話ですけども。
ラグジュアリーサービスが受けられるお部屋も、リニューアルされたら宿泊してみたいですね。
逆に、高いディズニー直営ホテルや、ヒルトンやシェラトンのラウンジ利用付きの部屋なんかに泊まってしまうと、パークで遊んでる時間がもったいなく感じてしまうんですよね。
そういうところに宿泊するときはホテルを最大限に楽しみたくなってしまう。
パークも楽しみつつ、ホテルでゆっくりもしたい、くらいのときにはオークラはちょうどいいと感じています。
お子様連れには和室がおすすめ!
そんな感じでホテルオークラ東京ベイのスーペリアルームは私のおすすめではあるんですけど、圧倒的に向いていないのが「小さいお子様」です。(あとお年寄りも)
ホテルの売りでもある豪華大理石の浴室は、この世の全てのホテルの中で最もお子様に向いてない浴室と言っても過言ではありません。
だからオークラはおすすめできないかというと、そんなことはありません。
オークラ東京ベイには「和室」があります。
和室のお風呂は洗い場付きですし、和室宿泊者限定の貸し切り風呂もあります。
https://www.okuratokyobay.net/room/japanese.html
というわけで、ホテルオークラ東京ベイは全世代全人類におすすめのホテルです。
皆様のホテル選びの参考になれば幸いです。
次回、大人気の朝食編!